アントニオ猪木が亡くなった。
アントニオ猪木が亡くなってしまった。
会ったことも無いのに、ずっと敬愛していた。
何度選挙で、「アントニオ猪木」と書いたことか。
猪木が出ていようと、出ていまいと、「アントニオ猪木」と書いた。
無条件で、猪木が絶対だった。
何故だろう?何故に猪木なんだろう?
ただ戦っているだけじゃないのが・・わかったから。
自分の為だけに戦っているんじゃないのが・・わかったから。
私利私欲のために戦っていないのが・・わかるから。
魂で戦っている。
生きるために、誰かの命を見つめるために、誰かに思いを伝えるために戦っていた
。
自分を犠牲にして。
誰かのことを思っている。
それが、わかったから。
うちの親父が、歩けなくなって車いすになった時、それを嫌がる親父に、
「猪木も車いすにのっているんだ。あの猪木でさえ、車いすになってしまうんだ。諦めろ。」と言った。
猪木の胸の内などわかろうはずもない。
ただ、猪木よりも長く生きることになることをしっかり受け止めて、何か・・自分のできることに魂で動いていきたい。
猪木の大ファンとして。